SIF HOUSE
〜敷地を使い切る〜 市街の住宅地、敷地面積25坪、建蔽率60%制限の敷地を目一杯活用した延床面積28.5坪の住宅です。 スキップフロア決して広いとは言えない敷地を有効に活用するため、スキップフロアと呼ばれる中間階のある間取りとしています。天井が高く開放感のあるリビング。温かみを感じられる木製窓。また、和室はありませんがダイニングの障子窓は落ち着きのある雰囲気を演出しています。 建築設計においては道路に面した部分に大きな窓を配置して採光を得るのが王道です。しかし、この敷地は西側が道路面。西面に大きな開口部を配置すると夏季の温熱環境は劣悪となってしまいます。そこで今回は西日を隔たるため西面の開口部はあえて最小限としています。その代わり南面に小さな中庭を配し、そこから採光を確保する計画としています。