建物を計画する時に一番に手に取る資料は敷地図だと思います。その前に立地を確認するために地図を見るかもしれませんが。駅から徒歩何分で最寄りのスーパーや学区、職場までの通勤ルートなどを確認すると思います。建築士的には用途地域、防火地域、容積率、建ぺい率、前面道路についての詳細等も確認しながら法規的な制限についてチェックしていきます。
その次に道路と敷地の関係から敷地の中で建物の配置に目星をつけながら道路からのアプローチ、庭の取り方、駐車スペースなどについても思いを巡らせて建物の形を少しずつ絞っていきます。設計の順序に決まりはないので様々な思考がありますが、前述したような外部環境は計画に大きな影響を与えます。