高級スイートルームかそれともカプセルホテルか。
寝室には二つ考え方があるように思います。
一つはリラックスできるようにゆったり広々としたくつろげる空間を目指す。
もう一つは寝るためだけに必要な最低限のスペースがあれば良いという考え。
また、寝るだけのスペースなのか着替えをするのか書斎も兼ねるのかなど寝る以外の使い方を想定することも大事です。

クローゼット
寝室と切り離せないクローゼットについても考える必要があります。
寝室にクローゼットを備えるか、別室にウォークインクローゼットを設けるか。はたまた扉なしでウォークインクローゼットを隣接させる等々。他にも複数の間取りが考えられます。服をクローゼットから持ってきて寝室で着替えるのか、ウォークインクローゼットの中で着替えるのかなど暮らし方のイメージができれば良いですね。
窓
窓の配置については中間期の換気に焦点をあてるなら部屋の対角線上に2箇所あるのが理想です。そして人間は日光によって1日のサイクルを作っているので東面に窓があれば朝日を浴びることで健康な体づくりにつながります。反面、夜勤のある職種の方であれば日中の日差しがなるべく入らない部屋が良いと言われたこともあります。この場合は建築基準法で窓のない寝室はできないことになっているので、遮光カーテン等で対応することになります。
照明
快適な睡眠のために寝室の照明計画にも気を配りたいです。寝る際に眩しく感じられるので寝室ではダウンライトは避けて間接照明とするのがオススメです。さて寝ようとなってから電気を消すためにわざわざ立ち上がる苦行から解放されるためには枕元にスイッチがあれば便利です。最近はリモコンでの操作やスマホアプリと連動する照明もありますね。調光機能のある照明にすれば明るさの調節ができるので夜中に起きて電気を付けるときに眩しさで不快な思いをせずにすみます。
小物置き
ベットのサイズや向き、時計や携帯電話の置き場も最初から計画しておくと良いと思います。小さいお子さんの絵本や就寝前にちょっとした読書などのための小物置き場もあると便利ですね。